THE SELA APPROACH

SELA Approach

サリーズは田舎の小さな英語教室です。

  でも、ここから世界へ翔び立つ子どもたちを育てたいと大きな夢を持っています

児童英語教育の先生たちはみな、自分が初めて異国の地に立った時の感動と、驚きと、そしてそこから見えた日本の姿を、いつか子どもたちに知ってほしいと願っています。しかし、残念ながら今の日本では「外国へ行きたい」という子どもたちが減っているように思います。テレビのニュースで「戦争」や「災害」「事件」などの様子を目の当たりにしているからでしょうか?それとも、「冒険心」を持つ子が少なくなっているからでしょうか?

サリーズは、そんな子どもたちがいつか、「やってみたい!」「行ってみたい!」「みてみたい!」と、「心のエネルギー」をいっぱいにして翔び立っていける日が来るようお手伝いしたいと願っています。

Self-Esteemの高い子ども

  英語を話すことができれば、外国の人とコミュニケーションができる?

 この答えは「日本語」のことを考えればすぐにわかります。皆さんもご存知のメラビアンの「3V法則」によればコミュニケーションの中での「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、そして「言語情報」は7%と言われています。また、日本語で話したいことがない子に「英語で話したいこと」が見つかるでしょうか?

 まずサリーズは、週に一度訪れる子どもたちが、玄関のドアを開けたとたんに先生や友達にいっぱい話すことがあるような場所でなければなりません。レッスンの中で、「やりたい人?」と聞いたら全員が手をあげるような場所でなければなりません。そして、サリーズを離れても、「人と話すことが楽しい」と思える人間を育てなければならないと思っています。

小さな自信の積み重ね

 「サリーズのイベントは、子どもたちをエンターテインするためではありません」とは、Sally先生の口癖です(^_^)。 サリーズのイベントは、「子どもたちに自分の可能性について考えてもらう」ための機会と捉えています。そもそも「子どもたちを大人が楽しませよう」という考えがまちがいなのではないかとSallyは言います。そのため、日々のレッスンも、子どもたちにとってはハードルの高い試練ではありますが、子どもたちから「楽しい」という言葉が聞かれるのは、教師によるentertainではなく、子どもたちひとりひとりが自らの達成感や目標を持っているからではないかと考えます。

 そのために、日々、子どもたちひとりひとりの「小さな自信の積み重ね」を大切にして行きたいと思っています。

英語はマルチ!

 英語教育は広くは「人間形成」であるとお話ししましたが、「英語」は何を通しても教えることのできる素晴らしい「教科」でもあります。ガードナーという人が「MI 多重知能理論」というものを唱えています。人は、「数学が得意な人」「言語能力に優れる人」「音楽が好きな人」「運動が得意な人」「人との関わり方に長けた人」「自分と向き合う力の強い人」「自然や動物が好きな人」「空間を把握するのが得意な人」など様々です。ガードナーはこのような8つの知能を考えることによって、学習・教育の可能性を説きました。そして、「英語」はこの8つ、もしくはもっとたくさんの知能と結びつけて教えることができる教科なのです。英語は、音楽と一緒に学ぶことも、身体を動かしながら学ぶことも、読書をしながら学ぶことも、話しながら学ぶこともできます。「英語を学ぶこと」だけではなく「英語を通して学ぶこと」には無限の可能性があります。

 サリーズでは、子どもたちがこのような個々の知能に応じた学びができるような多角的なレッスンを心がけています。

小さなクラス

 クラスは最大8名で、ほとんどのクラスが4名~6名ぐらいの小さなクラスになっています。ちがう学校からきている生徒同士も、みなとても仲良しです。

英語学習=「続ける」意欲

 私たちの最終目標は「英語を教えること」とは言えません。英語をネイティブライクに話せるようになるためには3000時間~5000時間かかると言われています。「海外旅行で英語が使えるように」なるために9年も英語教室に通う必要はないはずです。サリーズは、その子どもたちの9年に意味を持たせなければなりません。9年間(400時間)で、私たちにできることは、、、教育のプロとして「英語を学び続ける」子どもたちを育てることだと考えています。

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